Let's enjoy the treasure hunt!
■代表挨拶
笑顔で世界中の人々を幸せにする!
「地域活性化」この言葉が声高に叫ばれるようになって、どのくらいの月日が経つのでしょうか。高度経済成長期からの日本は、東京という大都市に人口が集中し、経済活動の大半が東京を中心に動くようになりました。多くの若者が都会に憧れ、大量生産、大量消費という物質的な豊かさの中での生活を楽しむように変わったのです。その一方で地方は、地元に残る若者は減り、農家を継いだり、家業を継いだりという地域経済の根本である家業・事業の継承ということが困難になる程の人手不足に陥りました。
しかし、ここ数年、地域の良さ、特に自然環境の良さがメディア等でクローズアップされると、移住する人も増え、地域が賑わいを取り戻すための一筋の光が見えてきたように思えます。また、幸か不幸かコロナ禍という世界的なパンデミックに見舞われた私たちは、価値観を大きく変えられました。3蜜を避けるためにリモートワークが推奨され、家庭での時間を以前より大切にするようになると、この価値観の変化は、さらに、二地域居住や移住・定住促進、地方移転促進、休暇取得促進などを視野に入れたワーケーションという新しいタイプの働き方をも生み出しました。
こうした時流の影響か、ここへきて一気に地方が注目されたのではないかと思うほど、昨今のメディアでは、新しいライフスタイルを伴う田舎暮らしや、自然との共生、地方での生活の良さがクローズアップされています。
しかし、地方都市へのアクセスが悪い地域では、未だに過疎化の解消への目処が立っていませんし、地方都市の商店街や観光地はまだまだ賑わいを取り戻せていません。私たちGainJapanのメンバーの生活圏である岡山も同様です。
私たちは、地域にはそれぞれに素晴らしい魅力があると信じています。伝統行事などの文化・風習、地域産業や伝統工芸品、地域独特の自然環境、地域の成り立ち、言い伝えや伝承、歴史背景……。それら全てが地域の魅力であり、またそれらが融合することで地域の魅力はさらに増します。
私たちGainJapanは、そうした地域の魅力を謎解きイベントに仕立てて、多くの方に伝えていきたいと考えています。それにより昔のように、それぞれの地域が賑わいを取り戻して欲しいのです。もちろん、単に懐古主義というわけではありません。昨今の時流に応じた、新しいタイプの地域活性化をするための一助になればとの思いもあります。そのための手段の一つが謎解きイベントです。
感度の高い若者が関心を持つ謎解きイベントを地域活性化に使い、地域の魅力を知ってもらい、楽しんでもらい、笑顔になってもらい、そして地域のファンになってもらう。これが私たちの考える地域活性化への第一歩です。
私たちはGainJapanを法人化する際、株式会社ではなく、あえて一般社団法人にしました。この会社を営利目的だけの法人にしたく無いという強い思いがあったからです。GainJapanの経営理念は「笑顔で世界中の人々を幸せにする」です。これが私たちの願いです。
私たちは、まず、地元である岡山の魅力を発信します。そして岡山の素晴らしいところを知ってもらい、岡山を好きになってもらう。その先には、日本中の良いところを紹介して、知ってもらい、好きになってもらうという夢があります。そしてさらにその先には、世界中で私たちの事業がキッカケとなり、世界のみんなが世界のこともっと知って、好きになってもらいたい!という壮大な夢があります。私たちGainJapanの壮大な夢の第一歩は、岡山から刻み始めました。そして私たちは、これからの長い道のりをコツコツと着実に歩んで行きます。もちろん、みなさんと共に!
さあ、みなさんも一緒に楽しんでいきましょう。
Let's enjoy the treasure hunt!
笑顔がいっぱいの世界を目指して。
一般社団法人GainJapan 代表理事 宮脇信行
■ 一般社団法人GainJapan 代表理事 宮脇信行 略歴
学生時代より岡山県を紹介するイベントを企画運営。ただ単に観光地を案内するこれまでの観光スタイルに疑問を投げかけ、遊びと融合した楽しい観光を提唱。
2012年9月より、ねじ販売会社である有限会社三協鋲螺の代表取締役 CEO に就任。
ファスニングコンサルタントとしてネジを使って物を繋いでいるだけに飽き足らず、あらたに人や物や地域を繋ぐビジネスを企画。「地域活性化、人と地域を繋いで未来を創造する」をテーマに新しい遊びを提案する一般社団法人 GainJapan を 2014年4月に設立、代表理事となる